ウィッグ選びで意外と見落とされがちなのが、自分の頭のサイズです。
「フリーサイズだから大丈夫」と思って買ったウィッグが、装着してみたらぶかぶかだった——。 これは坊主×ウィッグユーザーが経験しがちな失敗です。
髪が短く、髪のボリュームでサイズ調整される余地がない分、正確なサイズ測定が決定的に大事になります。
今回は、坊主頭のためのサイズ測定方法を詳しく紹介します。
必要なもの
- メジャー(やわらかいタイプ)
- 鏡(できれば三面鏡)
- メモ用紙
メジャーは100均でも手に入る「裁縫用メジャー」がベストです。
ステップ1:頭囲を測る
ウィッグ選びで一番大事な数値は、頭囲です。
測り方
- メジャーの「0」をおでこ中央にあてる
- **おでこの生え際があった位置(眉から指4本分上)**を通る
- 耳の上を通る
- 後頭部の出っ張った部分を通る
- 一周してメジャーの「0」に戻す
地毛がある人は地毛の上から測りますが、坊主頭は頭皮に直接メジャーをあてることになります。 これでウィッグが当たる本当のサイズが測れます。
ステップ2:頭頂部から後頭部までの長さを測る
つむじ位置の確認のために、もう1つ測ります。
測り方
- メジャーの「0」をおでこの生え際があった位置にあてる
- 頭頂部を通る
- うなじ(首と頭の境目)まで測る
この長さでつむじが頭頂部のちょうど真ん中に来るかが決まります。
ステップ3:耳から耳までの長さを測る
横幅の確認です。
測り方
- 片方の耳の上にメジャーの「0」をあてる
- 頭頂部を通って反対側の耳の上まで測る
これでウィッグが横幅にフィットするかがわかります。
サイズ早見表
測った数値を、ウィッグの一般的なサイズ表記と照らし合わせます。
| 頭囲 | サイズ表記 |
|---|---|
| 53〜55cm | XS |
| 55〜57cm | S(やや小さめ) |
| 56〜58cm | M(標準) |
| 58〜60cm | L |
| 60cm以上 | XL/オーダー |
坊主×ウィッグの場合、髪が短い分、頭囲がそのままウィッグサイズになります。
地毛がある人は「測定値+1〜2cm」が目安ですが、坊主頭は実測値で選んで大丈夫です。
「ややきつめ」を選ぶ理由
迷ったら、ワンサイズ小さめを選ぶのが鉄則です。
理由は2つあります。
- ウィッグは装着すると少し広がる
- アジャスター(後頭部の調整紐)で大きい方には調整できるが、小さい方には調整しにくい
「ぴったり」より「ややきつめ」を選ぶことで、装着後にちょうどよくなります。
サイズが合っていないとどうなるか
サイズが合っていないウィッグを使うと、こんなトラブルが起きます。
大きすぎる場合
- 浮く
- ズレる
- つむじが後頭部にずれる
- 強風で吹き飛ぶ
小さすぎる場合
- 締め付けて頭痛
- うなじが上がりすぎて短く見える
- 長時間着けていられない
特に大きすぎる方が問題が多いです。 迷ったら小さめが正解、というのはこれが理由です。
ウィッグごとに「実寸」を確認
「Mサイズ」と書いてあっても、ブランドによって実寸は違います。
商品ページに必ず**実寸表記(cm単位)**があるので、自分の頭囲と照らし合わせてください。
| 自分の頭囲 | 選ぶ実寸 |
|---|---|
| 55cm | 54〜55cm |
| 56cm | 55〜56cm |
| 57cm | 56〜57cm |
自分の頭囲 -1cm〜0cmの実寸を選ぶのが、ベストフィットの目安です。
季節による微調整
意外と知られていないのが、季節でも頭のサイズは少し変わることです。
| 季節 | 変化 |
|---|---|
| 夏 | 汗で滑りやすく、ズレやすい |
| 冬 | 帽子と併用するため、薄手のキャップが必要 |
夏は普段より少しきつめ、冬はインナーキャップの厚みを計算してやや余裕を持たせるのがコツです。
まとめ:3つの測定値を覚えておく
| 測定値 | 用途 |
|---|---|
| 頭囲 | ウィッグサイズの基準 |
| 額〜うなじ | つむじ位置の確認 |
| 耳から耳 | 横幅のフィット感確認 |
この3つさえメモしておけば、ネット通販でも安心してウィッグを選べます。
サイズ測定は、ウィッグ生活の土台
ウィッグの「自然さ」を決めるのは、素材でもブランドでもなく、サイズ感です。
どんなに高品質なウィッグも、サイズが合っていなければ浮きます。 どんなに安いウィッグも、サイズがぴったりなら自然に見えます。
サイズを測ることは、ウィッグ生活のスタート地点。
5分で終わる作業なので、最初のウィッグを買う前に必ず済ませてください。
装着のコツについては「30秒で完了!超速・装着メソッド」で紹介しています。